浄化槽の法定検査とは、どのような検査ですか?

 浄化槽法に定められた水質に関する検査で、設置後に行ういわゆる「7条検査」と毎年1回行う「11条検査」の二種類の検査があります。
 11条検査は、浄化槽の機能が十分に発揮され、きれいな処理水が放流されているかどうかを県知事の指定検査機関(※1)が検査するものです。浄化槽を所有又は使用している方は必ずこの検査を受ける事が義務付けられています。今回のBOD測定は、毎年1回行う「11条検査」(定期検査)に導入されるものです。

※1 福島県内では、「公益社団法人 福島県浄化槽協会」が指定検査機関となっています。
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 BOD測定による11条検査の対象となる浄化槽はどのようなものですか?

 各家庭に設置されている10人槽以下の、トイレの汚水と台所・洗濯排水等を併せて処理する合併浄化槽が対象となります。
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 11条検査は、どのように行われるのですか?

 平成17年4月より、10人槽以下の浄化槽において毎年1回定期的に行う11条検査の実施項目に浄化槽の放流水について行うBOD測定を追加します。BOD(※2)は、浄化槽の性能を示す基準(指標)の一つです。
 福島県における11条検査では、BOD等の水質検査、保守点検記録票に基づく外観検査及び書類検査から、浄化槽の機能をより的確に判定することができます。浄化槽放流水の採水は、浄化槽管理士の有資格者であって、指定検査機関が委嘱した検査補助員(検査補助員証を携帯しています。)がBOD等の分析試料の採水を行います。
 検査補助員が、採水にお伺いした際には、皆様方のご協力をよろしくお願いいたします。

※2 BOD(生物化学的酸素要求量)とは、有機物による水の汚れの度合いを示す指標の一つで、値が低いほど「きれい」と評価されます
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 保守点検業者と契約しているのに、11条検査も受けるのですか?

 浄化槽の保守点検は、浄化槽の点検、調整やこれらに伴う「メンテナンス作業」です。 11条検査は、それらの通常の保守点検や清掃(汚水のくみ取り等)の作業が「適正に実施されているかを判定する検査」です。11条検査の結果は、浄化槽設置場所の市町村(浄化槽担当課)に報告し、不適正となった場合は改善のための行政指導が行われます。
 そのため、保守点検業者に点検を委託されていても、目的が異なりますので、必ず11条検査を受けるようにしてください。
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 11条検査の申込み方法と料金について教えてください。

 11条検査の申込みは、下記の指定検査機関に申し込んでください。なお、維持管理契約をしている保守点検業者を通じて11条検査の申し込みをする事ができます。(環境省関係浄化槽法施工規則第9条第2項)。
 維持管理契約と一緒に11条検査の申込みをする方法が大変便利です。
 11条検査の料金は6,000円(非課税)です。
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 BOD測定の結果、水質が悪かった場合はどうすればいいのですか?

 11条検査は、水質検査・外観検査・書類検査の結果から総合的に判断を行います。
 その判定に指摘事項があった場合は、委託している保守点検業者にご相談ください。
 また、BODの値が高く原因が判明しない場合等は、浄化槽検査員が直接お伺いして再検査を行い、的確なアドバイスをいたします。(なお、再検査にかかる費用負担はありません)
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 個人情報は、きちんと保護されますか?また、どのように扱われますか?

 11条検査の結果等(写し)は、市町村及び契約の保守点検業者に送られますが、11条検査に関する個人情報は、個人情報保護法に基づき保護されます。
 なお、検査結果等の浄化槽に関するデータについては今後の水環境の保全、生活排水(浄化槽の適正な維持管理のために)に活用させていただく場合があります。
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